第10代 長谷川喜十郎作
「世界文化遺産・日光東照宮社殿模型」【縮尺10分の1】
泰平の礎を築いた、徳川家康公の御遺徳を仰ぎ、元和3年創建
平成28年 日光東照宮 御鎮座 四百年記念特別展
明治維新によって荒廃した日光東照宮は、人々の働きかけによって修復保存され、日本の伝統的な文化財として再び脚光を浴びました。
そして大正4年には東照宮300年祭挙行など、当時の時代背景の中で近代日本の伝統文化の象徴として日光東照宮、特に「大正の左甚五郎」「越中の左甚五郎」と称された滑川市の仏師、10代 長谷川喜十郎(1877~1935)作の日光東照宮模型が大好評を博しました。
その知識と確かな技術が認められ、当時の内務省要請により、1915年2月20日から12月4日まで開催されたサンフランシスコ万国博覧会に日光東照宮模型が10代喜十郎により作製、出品されました。
「大正の左甚五郎」「越中の左甚五郎」と称された滑川市の仏師、10代 長谷川喜十郎は代々続く仏師の家系で数々の仏像、神像、神輿などを製作していましたが、なかでも精巧な日光東照宮模型の製作によって広く名が知られており、万国博出品作品、関東大震災で一部焼失及び未完成の物等を含め、生涯に日光東照宮模型を4作品製作しております。
その最後の未完遺作である幻の「国宝・陽明門模型」「国宝・廻廊模型」をはじめ、「重要文化財・五重塔模型」「重要文化財・神楽殿模型」等が、ここ「アガペ大鶴美術館(AOM)」に、特別展示されています。
インフォメーション
- 展示期間
- 常設
- 展示場所
- 展示スペースは1階の特別展示室となります。
フロアマップ
- 1F展示物
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アガペ大鶴美術館(AOM)ニ周年記念特別展示
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世界最大級 象牙彫刻姫路城
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ミュージアムショップ
館内1階にミュージアムショップがございます。ご鑑賞後にごゆっくりとお買い物をお楽しみください。